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ISOアラカルト

このページは、私が執筆した記事や講演会で伝えたメッセージから拾い出し、「ISOを上手に使おう!」と考えていらっしゃる皆様へご紹介するページです。このメッセージは、毎月(月始めに)更新いたします。

第103話 「財務的及び経済的な便益を得る」(その1)

1.はじめに
まずは、筆者の事務所に飾ってある絵画をご覧下さい(写真参照)。これは、ゴッホの代表作である「夜のカフェテリア」のレプリカです。7年前の2005年、名古屋で開催されたゴッホ展で、筆者はこの作品を鑑賞して深い感銘を受けました。レプリカは、本物には遠く及びませんが、それでも筆者にとって本物を観たときのあの感動を思い起こすだけの価値を持っています。
多くの人たちを感動させてくれる名画は、バブル期には、投資の対象として扱われていました。俗に言う名画買いです。当時、ゴッホの「ひまわり」が58億円で落札されたと言うのですから驚きです。このような拝金主義による愚行がまかり通るのは尋常ではありません。
しかし、資本主義の枠組みの中では、価値を貨幣に換算する行為そのものは、致し方ありません。私たちの社会では、絶対的な価値など存在せず、価値は全て相対的な評価によるものであり、その中で、貨幣は、それらを評価するための尺度として用いられているのです。貨幣などの財務資源をQMSに活かす。今回は、ISO 9004 箇条6.1 「資源の運用管理 一般」及び箇条6.2 「財務資源」を取り上げ、主に貨幣を代表とする財務資源の扱いについて述べます。本稿のポイントは、次の通りです。
◇ 品質コストでQMSを分析する
◇ 便益を得るためのPDCAを確立する

2.資源の運用管理
ISO 9004 箇条6 「資源の運用管理」には、企業活動の上で必要な経営資源を運用管理するための留意点が述べられています。ここでは、ISO 9001で対象としている人的資源、インフラストラクチャー、作業環境に加え、財務資源、供給者及びパートナ(※1)、知識、情報、技術、天然資源など、企業活動にとって欠くことのできない資源が含まれています(図1参照)。
(※1)ISO 9001では、供給者の管理は 「7.4 購買」で規定していますが、ISO 9004では、「6.4 供給者及びパートナ」で扱っています。

筆者は、ISO 9004箇条6 「資源の運用管理」に、QMSを経営に活かすためのヒントが、数多くあると考えています。そこで、今月号から4回に分け、ISO 9004箇条6について詳しい説明をしていきます。
箇条6の構成要素を(表1)に示します。以下、箇条6.1~6.2の要点を述べ、QMS活用のためのヒントについて解説します。

日刊工業新聞社『ISOマネジメント』誌に掲載した連載記事「ISO 9004を活用して経営に活かすためのQMSに変える!」 2012年12月号より


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