このページは、私が執筆した記事や講演会で伝えたメッセージから拾い出し、「ISOを上手に使おう!」と考えていらっしゃる皆様へご紹介するページです。このメッセージは、毎月(月始めに)更新いたします。
3.この特集記事の特徴
今回の特集記事は、ISOの教育・コンサルティングの専門家である筆者が、第1章でISO 9001に基づくQMSで、効果的な「技術・技能の伝承」をするためのポイントを紹介いたします。
次に、第2章から第4章において、人材育成の教育・コンサルティングの専門家、工場の責任者である工場長、ものづくりの技術・技能を教える専門家がそれぞれの視点より、「技術・技能の伝承」のポイントを述べます。第5章では、「技術・技能の伝承」を効果的に実践している会社の取り組みを紹介します。これらの記事により、企業活動において、「よい製品、よいサービスづくりのために必要な技術・技能」及び技術・技能を磨くために必要な「心と思い」を、確実に、効果的に伝承(他部署に広げ伝えること及び次世代に伝えること)するためのヒントを読者の皆様に届けます。また、読者の皆様にとって、この特集記事により、次の効果が得られます。
① 組織活動における「技術・技能(その心や思いを含む)」の重要性について理解が深まります。
② 技術の伝え方及びこれを磨くための心の伝え方(コミュニケーションスキル)を学ぶことができます。
③ 「技術・技能の伝承」について、現状を改善するための意識が向上します。
今回の特集記事の特徴は次の通りです。
(1)ISOの専門家、人財育成の専門家、工場管理の専門家及び技術・技能を教える専門家が、各章の執筆を担当致します。
読者の皆様は、筆者の様々な視点から執筆した記事により、組織活動における「技術・技能の伝承」の重要性が理解できるようになります。
(2)1章から5章の各章は独立した内容になっています。読者の皆様にとって読みやすい章から入ることができます。そして、全ての章を読み終えたとき「技術・技能の伝承」に係わる多くのヒントを見つけることができます。
(3)この特集号の記事は、単に「技術・技能の伝承」を論じるものではありません。技術・技能を磨き上げるために必要な心や思いをどのように伝えたらよいか、また、タテ方向への伝承(次世代に伝えること)とヨコ方向への伝承(他部署に伝えること)についても論じます。
(4)特定の組織を対象とした記事ではありません。組織の業種及び規模を問わないので、幅広い読者のお役に立つことができます。
日刊工業新聞社『ISOマネジメント』誌に掲載した特集記事「ISOで技術・技能を伝承する」の序章より
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